自分を褒めるということ

昨年オーストラリアに3週間滞在し、ヨガのティーチャーコースを受講しました。

もともとヨガをやってはいたものの

近くにあるヨガ教室がどれもピンと来なくて

「自分オリジナルのフローメニューを作れたら良いな」→

「ポーズなどもっと深く学びたいな」と思ったのが発端です。


英語圏で海の近く、アコモデーション付(その施設に滞在する)というのが条件。

ネットで検索し、最初にヒットしたオーストラリアに決めてメールで問い合わせ後、

私の英語力で大丈夫なのかSkypeで担当者とのインタビューを終えて

彼女からOK出るまでまさに一瞬でした。

正確には2日。

ほんと、あっけないくらいでした。


ところが。。。。。

実際に行ってからがもう本当に大変だったのです。

ヨガの場合、ポーズ名がサンスクリット語で知らないものが多かったこと、

ティーチャーコースは自分で教えたい人のためのコースのため、英語で説明するレッスンがめちゃくちゃ多かった(全く想像していませんでした。。。)


というのが2大理由。


朝6時から夜8時まで自分の部屋とヨガルームとカフェ(食事)の3箇所をひたすら行ったり来たりというスケジュールで

3日目を過ぎる頃からテンション下がり気味に。


ああ、これじゃいけない! 悪循環にハマる前に気持ちを切り替えようと

クラスメイトにフラダンス教えたり(笑)しましたが、

夢の中でもレッスンし、起きても辛さが顔に出てきて鏡を見ると落ち込んで。。。


後半、自習の時間ができるようになるとプールに飛び込んで泳ぎました。

その時、ふわりと感じたんです。


「誰も私のことを否定してない。自分で勝手にダメだと思っているだけじゃん!」


確かにそうなんです。

先生もクラスメートも優しく褒め上手で

どんなに下手なパフォーマンスだって「すごい!」「よく頑張ってるね!」って

褒めてくれるのです。


ほんと、自分を貶めるのは自分だけ。


それからは気合を入れるためメイクもしっかり。

そしてもうみんな知っているかもしれない、と遠慮していた小さなことでも

先生に質問しにいきました。


そして寝る前はひたすらひたすら

「エライ、エライ」と褒めちぎる。

そうしたら自分のことが可愛くて愛しくてついでに可笑しくて

なぜか笑いが止まらなくなったんです。


それにしても知らずにそんなコースを取って

しかも帰る飛行機まで先生をするつもりなんてなかったのに

今朝も小さなヨガクラス開講しました。


きっと体のこと、人によって色々違うんだよーってことを

伝えたいんだろうな。私。


まだまだ拙いし、かっこ良くもない。

けれど

私は自分のこと、笑っちゃうくらい可愛いのです。


いつでも褒めてあげて!

いつでも抱きしめてあげて!

そうしたら望むとおりの幸せなエピソードが増えていくから。













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