beautiful world
今回、カリブ海クルーズへはMSCのヨットクラブを利用しました。
MSCはカジュアル船ですが、
ヨットクラブは専用のプールやレストラン、バーなどがあり、
バトラーもついています。
担当のバトラーは決まっていますが、
彼が忙しい時には別の人がアテンドしてくれます。
その中にとっても美しいケニアの女性スタッフがいました。
話し方も穏やかで、つかず離れずの距離感も私には心地よく、
彼女の姿を見かけてはおしゃべりに付き合ってもらいました。
もちろん質問するのは私から。
彼女の出身地であるケニアのこと、
訪れる寄港地のこと、
仕事の契約のこと…などなど。
色んなことを話してくれましたが、
何かにつけ「It's beautiful.」って言うんです。
景色だけでなく、物事全てに対して。
船の中はトップダウン方式で
通常のサラリーマン社会より厳しいんじゃない⁈ ってほど
縦系列の世界です。
それは、ラグジュアリーな雰囲気を楽しむヨットクラブの中でさえ
ひしひしと感じられ、
(勝手に)なんとも居心地の悪い気分になったりした時に彼女と話すと
心の中にスーッと風が吹いて
(勝手に)気分が変わっていました。
そう、この世界は美しい。
美しいと感じて世界をみれば、何もかもが美しい。
同時に見られる対象もすべて美しい。
いいことだけ、
良いことだけが起こるわけではありません。
ブランコが左右に揺れるようにどちらも同じように存在します。
だけど、
こちら(自分)が「世界は美しい」と決めれば
すべてが美しい。
私はこんな生き方が好きです。
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